アレルギー反応の仕組みは色々なタイプが言われていますが、えび、カニ、イカ、タコなど魚介類に対するアレルギー反応は良く知られた事ですよね。
@ 日本人にとって不適切な食生活です。急激な食事の洋風化や
大量の食品添加物などがあります。
A 住む環境の変化です。ダニが発生しやすい密閉した家造りや
車の排気ガスなどの大気汚染などがあります。
B 忙しさのために生活のリズムの乱れがあります。精神的、
肉体的ストレスが加わり、自律神経やホルモンのバランスが
崩れ易くなっています。
その中で私は、特に日本人の食生活の変化に注目しています。1960年代からインスタントラーメンが普及し、防腐剤、着色料などの食品添加物の使用量が急激に増加しました。又ハウス栽培も盛んになり、季節を無視した食材が手に入るようになった背景には、農薬や化学肥料の使用が一般的になっています。
又、現在は飽食の時代と言われており、高蛋白、高脂肪、糖質の過剰摂取が目立ちます。
従って、日本人が本来持っている消化能力以上の過剰摂取とインスタント食品などによるビタミン・ミネラルの欠乏、そして食品添加物・農薬などの化学物質による汚染が複雑に影響して免疫能の変調が起こり、体質が過敏となるアレルギー疾患が多く見られるようになったと考えています。
そこで湿疹の分布状態やこれまでに起こった湿疹悪化のエピソードなどを参考に悪化原因を探して、乳幼児にはできる範囲で除去食などを指導しています。
また、漢方学的には、胃腸系と肺、鼻、そして皮膚はお互いに密接な関係があります。従って、子供たちが冷蔵庫から出したばかりのよく冷えたものを口にしていますが、胃腸を冷やして消化能力を低下させていますので、冷たいものを控える事と胃腸を丈夫にする漢方薬を服用させ、免疫を高めるよう試みております。
もちろん、スキンケアは欠かせません。ステロイド軟膏、非ステロイド軟膏、保湿剤など色々工夫して使用しています。
一つは「油もの」です。てんぷら、カツ、フライドポテト、ドレッシング、スナック菓子など、ほとんどの植物油はリノール酸を多く含んでいますが、これが過敏症を増強すると言われています。従って、油ものを控えめにする事は当然です。
一方、魚油、海藻、根菜やしそ油は、アルファ・リノレン酸を豊富に含み、体内でアレルギー反応を抑制するEPAやDHAに変化します。一般的に手に入りやすく、比較的アレルギーに優しい油として菜種油、胡麻油、オリーブ油も勧めています。また添加物が多い植物性のマーガリンよりは良質のバターの方が、牛乳アレルギーがなければ体には良いと思っています。
二つ目は砂糖です。甘い物を食べた後に、決まって痒みが強くなり症状が悪化したと言う訴えはよくあります。腸管での異常発酵やカルシウムの消費を早めたり、又イースト・コネクションと言って、カビの一種であるカンジダが糖質をえさに消化管で増殖し、その毒素で免疫を狂わす事も言われています。従って、清涼飲料水、ジュース、果物、お菓子などを取り過ぎない事です。
特にチョコレートは禁忌です。

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